水子供養(供養料5000円)とは、水子の精霊を心をこめて供養し、生きている者の善行
・功徳を水子へ回向し、浄土へ再びお帰りいただくまでの一連の修法のことです。
お客様を家に招く場合、部屋の掃除をし、飾り付けをした応接間におとおしして
、ごちそうを作り、歌や、音楽や、楽しい会話で歓待します。
水子の霊を招く場合も同じです。
招いた水子の霊にお菓子を食べてもらったり、ミルクを飲んでもらったり、おも
ちゃで遊んでもらい、お経を聴いてもらい歓待し、そして親の愛情を心と心、以心伝
心で伝え、満足してもらってから、再び、浄土へお帰りいただくということになります。
水子の霊魂と親の心との間で以心伝心のコンタクトを取る場としては、水子供養
は最適な場だと思います。
目をつむり、心を落ち着け、ゆったりした気持ちで、心の奥底から水子の霊魂に
語りかけみましょう。
水子の霊魂から返答の声が聞こえなくとも、水子には聞こえていますのでご安心
ください。
水子にとって、供養により歓待され、そして親の声を聞くという機会が与えられ
ることで気持ちがやすらぐと思います。
水子がこの世に生きて生活できないということは親としては悔やんでも悔やみき
れないことですが、どうすることもできません。
水子供養を修し、さらに生きている者の善行功徳を水子のもとへ届け、少しでも
水子にとって良い方向になるよう考えるのも親心です。
水子の供養は、水子のことを思う親心のあらわれです