○水子の霊

賽の河原の話に見られるように水子の霊は、けなげにも、親の幸せを願います。 ［水子は、いつまでも貴方の子供と思っていて欲しいと思っています。］ 子が思う親への愛、親が子を思う愛。 水子も生きている他の子供と同様、親に甘えたかったと思っています。 水子は、親が、自分のことで、悲しんでいる姿を見たら、自分まで悲しく思ってしまいます。 水子のことは、心の中にしまい、時々、思い出してあげることが供養です。 水子の霊は、いつまでも自分のことを忘れないでと思っています。 親として、水子を忘れないでいてあげることが重要です。 水子供養は、心の供養、気持ちの供養です、 母の胎内に宿りし子供を亡くすことは、心と身体に苦しみと悲しみをもたらします。 水子の為にも、悲しみながら生活していてはいけません。 自分はどんな苦労をしても、子供のためには何でもできるのが母親です。 産まれてこれなかった水子に対する思いも同じです。 成仏した仏様、水子が、たたることはありません。 水子が、たたるなどと考えられると、水子の立場からすると 心外なことです。 水子を祟りなどということで、突き放したり、恐れたりする ことはいけません。 このような間違った考えをしてはいけません。 必要なことは、ただ一つ、水子のことを忘れず、水子に自分 の思いを伝え、浄土での水子の幸せを願うこと。 これこそ正しい水子供養の考え方でございます。 水子を浄土へ守りながら確実に送り届けてくれるお地蔵さま には、感謝の気持ちで、いっぱい。 この仏様に感謝する気持ちが大切です。 水子は、魂がそのまま成仏した仏様です。 人間社会に触れることなく仏様になった、純粋な心を持つのが水子の霊です 水子の霊は社会経験を一切せずに亡くなった霊です。 仏様と同じ、ただあるがままを写す鏡と同じ心をもっ ているのが水子です。 損得勘定、欲もなく、無心の心を持つのが水子です。 生きている人間は、煩悩で汚れています。 そうは言っても、水子も生きたかったの当然です。 人間に生まれること自体、奇跡的なことで、ありが たいことです。 こんな人間に生まれ成長し、人生を送れたらどんな に幸せだったことでしょう。 生きている人は、死すべき命があることも、生きて いることの証であり、なにもかもありがたいです。 水子から見れば、生きている人は、うらやましいと 考えても不思議ありません。

※水子供養は、真浄寺にご相談ください！

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