人形供養で、人形への感謝の心を届ける

ぬいぐるみ・雛人形・五月人形・博多人形・フランス人形 ・キューピー人形など、子供のお祝い、子供の友達、お子様代 わりに、人形は愛されてきました。

子供のいる家庭の人形と子供のいない家庭の人形では、一般的 に、人形の種類が違います。

子供のいる家庭では、雛人形は、女の子の幸せを願った人形、 五月人形は、男の子の幸せを願った人形が、ほとんどの家庭に あります。

子供のいる家庭では、特に女の子は、ぬいぐるみ人形が、大好 きです。

子供の成長に伴い飽き足り、不要になったり、あるいは引越に 伴い、処分しなければならない時がきます。

人形を処分しなくてはならないときがきます。

人形は、ゴミとして処分できません、愛してきた人形を他人に 売ることもできません。

長年愛してきた人形には魂が宿ると言えます。

そこで人形から宿っている魂を抜いて、浄土へ送ってあげると いう人形供養が行われます。

人形をイザ捨てようとすると、不思議です、人形が捨てないで と言っています。

人形をなかなか捨てられませんね。

でも処分せざるを得ませんとなると、人形供養をお寺に依頼す ることになります。

人形供養は、今までありがとう、遊びにつきあってくれてあり がとう、悲しいときになぐさめてくれてありがとう、うれしい 時に一緒に喜んでくれてありがとう、浄土で、楽しく、幸せに 暮らしてね、と言って、人形の魂を浄土に送り届けます。

人形供養をすると、気持ちの整理もつき、ホットした心持ちに なります。

人形には、長年暮らしを共にしてきたため、想い入れ、念、情 が、こもります。

話すことができない人形の魂の叫びは、目に現れます。 試しに長年一緒に暮らした人形の目を、じっと見てください。

誰かに見られている感じがすると思ったら、そこに人形があっ たとか、人形がこちらを見ているような気がしてならないなど 、気のせいかも知れませんが、よくあることです。 それは無から生じた人形の魂ではなく、誰か人間の魂が、人形 に宿ったのかもしれません。

人形供養は、真浄寺へ供養をおまかせください。

人形供養は、郵送でも、宅急便でも受け付けております。

真浄寺では、人形供養を心を込めて行います。

人形供養を行うにあたっては、人形は大切に扱い、ご供養いた します。

マネキン人形の顔を見てください。

ぬいぐるみ人形の顔を見てください。

日本人形の顔を見てください。

フランス人形の顔を見てください。

お雛様の顔を見てください。

五月人形の顔を見てください。

どの人形も人間と変わらない、かわいらしさ、魅力ある顔立ちと眼差し。

人間と同様です。

人間のようにわがままを言うこともなく、やさしい人形。

孤独な人も、そうでない人も、人間にとって人形は、その形が、人間やペットの形をしているため、愛すべき存在となります。

人形は、その顔、その目を見れば、愛さずにはいられません。

人形作成の技術は、目を見張るものがあります。

その顔は、人間と変わりません。

いやそれどころか、人間以上に非の打ち所がない人形もあります。

人形供養は、日本人が本質的に持つ、優しさと愛情の現れです。

日本人という国民性の現れです。

古来より、人形は、崇拝され、祈りの対象とされてきました。

人形には、魂が宿り、その神仏的な力により祈願の対象とされてきした。

長年、子供の頃から、大事にされ、愛され、かわいがられてきお人形。

長い間いつも一緒にいると、一緒にいるのが、当たり前。

家族同様です。

このような人形を簡単に、ゴミとして、捨てることはできません。

人形との心に残る思い出もあります。

皆様の思いの詰まった人形を心を込めて供養させていただきます。

一族に代々伝わる人形があります。

一族に代々伝わる人形は、もはや人形というより、神仏、先祖霊と同様な位置づけに

なっいます。

捨てることなどできません。

やむを得ない事情で、人形を手放す場合は、お寺や神社で、預かってもらい、祀ってもらうことを第一に考えなくてはなりません。

それもできない場合は、お寺で、ねんごろに人形を供養してもらう必要があります。

愛してきた人形は、人形の目を見ていると、人間の心に話しかけてきます。

不思議です。

人形の目を見ると、助けてください、捨てないでくださいと言っているのがわかります。

粗末に扱うことはできません。

愛してきた人形も、諸行無常、長年月を経れば、物にも寿命があり、あるいは家庭の事情で、いずれは消滅してしまいます。

そうなる前に、人形供養をして、人形の魂を浄土へ送ってあげましょう。

愛した物、愛着ある物には、魂が宿り、大切にしなくてはならないという考えは、日本人の中に根付く、優しい心です。

仏の心です。

人形に付随する、五月人形の刀・兜・弓矢、お雛様を飾る、ひな壇や装飾品も人形と一緒に供養しましょう。

この世のすべての物に愛着を持つ心、優しく、親切な心は、真の心です。

この世のすべての物に魂が宿る、命があるという思考、物を大切にしようという心は、日本人固有の優しさの精神です。

人形を手放す場合は、人形に、なぜ手放さなければならないのか、その経緯を説明して、あげましょう。

今まで、一緒にいてくれてありがとうと伝えましょう。

手放すことになって、ごめんなさいと、伝えましょう。

人形にも伝わり、優しい人形は、理解してくれます。

人形供養は、お別れの儀式です。

人形供養とは、供養するだけではなく、人形から魂を抜き、抜いた魂に対して、お水、

ご飯、お経、心から感謝を伝えることなどで、供養します。

人形供養の対象となる人形は、人形の種類・種別・形にとらわれません。

ひな人形・五月人形・日本人形・博多人形・ぬいぐるみ・フランス人形・キューピー人形・こけし・リカちゃん人形・指人形・浄瑠璃の人形・瀬戸物の人形・藁人形・粘土の人形・かぶと・ぼんぼり・赤ちゃん人形・動物の人形・おもちゃの人形・ひな人形の付属物・五月人形の付属物・だるま・鯉のぼり・羽子板・破魔矢・弓・お守り・御札、等すべて人形供養の対象となります。

誰でも、ひな人形・五月人形・お土産の人形など、人形とかかわったことがあるはずです。

人形と一緒に遊んだことがある人もいると思います。

おもちゃと一緒に遊んだことがある人もいると思います。

大切にしてきた人形・思い入れのある人形・かわいくてしょうがない人形・子供の頃からいつも一緒にいる人形・人間と同等の愛を感じている人形は、簡単に、別れる決心は、つきません。

しかし、会うは、別れの始まりという言葉にあるように、いつかは必ず別れの時がきます。

この別れの時がきたときの、別れ方が重要となります。

精一杯のこと、最善の別れ方は、人形供養をすることです。

人形に対して、感謝の気持と別れなければならない理由を伝え、理解してもらい、自分自身については、別れの決心と踏ん切りをつけることになります。

愛した人形、長年苦楽を伴にしてきた人形の恩に対して、感謝の気持を心から伝えたいものです。