国際結婚について トップ >フィリピンの街並み、フィリピン人に対する偏見・差別意識、フィリピンに置き去りにされた日本人の子供ジャピーノ
☆街並み
メトロ・マニラの中心部は、高層ビルも立ち並び、東京と変わりません。またフィピンの地方の都市も日本の地方都市とほとんど変わりません。
メトロ・マニラの道路は常に渋滞しています。一車線の道が二車線として使われたり、交差点では車と車がゆずりあいをしなかったり、クラクションを頻繁に鳴らします。
車が交差点に止まると、飲料水やタバコの売り子、フロントガラスを拭く人が、商売のため、車に近寄ってきます。
一部、スラム街となっている所があります。日本では考えられないないような光景が見れます。ストリートチルドレンは、日本以外の国の大都市ではわりと見かけることの多いですが、フィリピンのメトロ・マニラの中心部には、かなりの数のストリートチルドレンを見かけます。
フィリピンの国の花「サンパギータ」を使って作った花の首飾りを売ったり、停車中の車の窓を叩き「お金をくれ」とせがむ子供もいます。日本のテレビで特集として放送されたこともありますが、ゴミ集積所にやってきた、幾重にも積まれたゴミをかき分け、中からお金になるものを拾い集め、売る子供がいます。ゴミを売ってもわずかなお金にしかなりませんが、この少しのお金を、家族の生活のために使います。
このあたりは、マニラの最貧困の地帯です。いわゆる、マニラ中のごみが集まってきていて、ガスを吐いています。においが強烈です。こんなところでも、生活している人がいます。
これでは、子供が生まれたとしても、奇形児が多くなるのは当然で、赤ちゃんは、生まれても生きられないでしょう。自動車で行っても、車外へは、出られません。匂いが強烈だからです。ごみから出るガスで、視界が悪いです。視界が100mもありません。ごみからでるガスがすごいです。
日本にいては想像もできない事が、フィリピンに限らず、諸外国には「貧困」という大きな社会事実があります。ストリートチルドレンなどの不幸な子供達が世界各国にいることを我々日本人も良く認識しなくてはなりません。
☆フィリピン人に対する偏見・差別意識
日本人は、経済力のおごりから、経済的に貧しいフィリピン人を軽蔑しがちです。またフィリピン人が日本でする仕事のほとんどが『水商売』に関係しているという事から、さげすみの目で見ます。またフィリピンや他のアジアの国への日本人の買春ツアーの存在
もフィリピン人のイメージを悪くしています。
彼女達は、たいてい歌手やダンサーという資格で日本に入国します。また、日本は、東南アジアの国の人の、日本への観光VISAの発給も厳しく制限していますので、観光に来るフィリピン人を見かけることはなく、歌手やダンサーの姿のフィリピン人ばかりを見ることになるわけです。フィリピン人に限らず、彼女達は遊ぶお金が欲しくって、日本に来るわけではありません。家庭の事情で彼女達がお金を稼がなくてはいけない状態になってしまって、日本に来ているわけです。また職業についても、好きこのんでダンサーを選んでいるわけではありません。日本は外国人に単純労働等のVISAをほとんど発給していないので、かなりの専門職でなければ仕事での入国はできないからです。
日本とフィリピンの普通の男女間の性関係等を比較しますと、何倍も日本人同士の方が乱れています。フィリピンはカトリックの国です。しつけやモラルは日本の何倍もしっかりしています。
今の日本のように所かまわず、男女が、人目も気にせずにいちゃいちゃしたりする姿は、フィリピンではまず見かけることはありません。
☆ジャピーノ
「ジャピーノ」とはジャパニーズとフィリピーノのふたつの言葉からできた造語です。 日本人とフィリピン人の間にできた子供という意味です。「ジャピーノ」と言った場合には、『日本人の父親に捨てられてしまった』という形容詞がつきます。
子供ができたら日本の男が逃げてしまい、二人の間にできた、子供だけがフィリピン人のお母さんのもとに取り残されてしまうというものです。はじめから結婚なんかするつもりもない日本人に騙されたフィリピン女性もいます。
あるいは、結婚はしたが、離婚してしまい、お母さんが子供を連れてフィリピンに帰ってきたということもあります。。
こういった事の後に、ちゃんと父親としての責任を果たさずに、経済的な支援をまったくしなくなってしまう日本人がいます。
悪質な例では、奥さんと子供がフィリピンに里帰り中に、旦那が日本で、奥さんに何の相談も無く、籍を抜いてしまって、そのうちにVISAの更新ができず、日本に再入国できず、フィリピンに取り残されてしまうという事もあります。
夫婦ともなれは、子供ができることは当然のことであり、こういった不幸な子供を作ってしまう可能性も合わせて持っているわけです。
お互いの文化や習慣の違いから起きる問題については、お互いが良く話し合い、分かり合って前向きに対処していけば、離婚は避けられると思います。
日本人とフィリピン人の国際結婚の統計では、2001年の結婚数は7,243件、離婚数は3,
025件。2002年は結婚数が7,734件で離婚数は3,210件となっていて、その離婚率は42%にもなります。
国際結婚の手続きは同じ国同士の人の結婚に比べるとその何倍も大変ですし、そこまでの道のりも平坦ではないはずです。そういった大変な思いをしたにもかかわらず、あっさりと離婚をしてしまうことは避けたいものです。
離婚がたくさん発生しているという事実に目をそむくことなく、どうたらより良い方向に向かうのかということを考える必要があります。
フィリピン本国では宗教上、離婚はほとんど不可能に近いものがあります。しかし、
日本国内では、弱い立場にあるフィリピン人が安易に離婚するということが、フィリピン人を軽く見ることにつながり、日本人の持つフィリピン人のイメージを悪くしてしまっています。