フィリピンの医療事情、フィリピン人の結婚生活、フィリピンで出産、フィリピンの育児方法


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☆医療
 
 フィリピンにもたくさんの病院があります。特にケソン市には最高の設備や医師がそろった大規模な病院もあります。日本のように町中に点在する個人経営の「医院」というのはあまり見かけることはありません。
 残念な事に、フィリピンには(実はアメリカなどにも)社会保険や国民健康保険のような制度がないため、治療費は全額患者負担となります。これは、フィリピン人の所得から考えますとかなり高額になってしまいます。こういうこともあって、一時日本でも話題になりました「心霊治療や手技による手術」や「自然の植物を使う伝統的民間医療」もかなり浸透しています。
 しかし、さすがにかなり体の具合が悪くなれば、近くの病院にみんな行くようです。  病院には若い女医さんも多く目立ちます。尿や血液検査などもちゃんとしてくれます。

 フィリピンでは、病院で薬を処方する事はほとんどなく、街中の薬局に行って、病院で指示された薬を購入します。
 薬屋では、アスピリンや抗生物質などまで購入できます。(一部の薬は医者の処方がなければ売ってくれないものもあります)。フィリピンでは医者に行くより、「熱が出たりおなかが痛いと、それにあった薬を買ってきて飲む」というのが普通の習慣となっています。
 フィリピン(他の諸外国も同様)の薬は、どれも日本の市販の薬に比べるとかなり強いという感じを持ちます。そういうこともあり薬害というものもかなり起きているという事実も無視はできません。
 個人経営の医院はほとんど見かけませんが、個人経営の歯医者は街のあちこちに見つけられます。ほとんどの所が椅子がひとつで歯医者もひとりといった感じです。ほとんどの歯医者は、基本的姿勢としては「悪い歯は抜いてしまおう」といった昔の日本のような感じです。
 フィリピンの歯医者は、日本のように何度も通って、段々治すというスタイルではなく、一回でできるところまで、治療してしまおうというやり方です。だからフィリピンから日本に来た人は、何度も通わせる日本の歯医者を一応に嫌う傾向があります。


☆結婚・出産・育児
 
 フィリピンの結婚は日本のような「手続き婚」(まず最初に籍を入れる)といったものではなく、とりあえず一緒に住んでしまうという「事実婚」の方が多いです。その後、書類上も結婚する人もいますが、そのまま籍を入れずに過ごしてしまう人も多いです。
 フィリピンには日本の「戸籍」とか「住民登録」というものはなく、生まれた時に所轄の役場に届ける「出生証明書」しかありません。これは親とか兄弟とはリンクされないで、あくまでその人個人を証明するだけのものです。そして、出産時にこの届けが出されていない人もたくさんいて、結局、その証明書を取れないので結婚の手続きもしないということもあるようです。
 結婚をしたからといって、その時点で夫婦だけで自立できるカップルは稀で、そのまま親や兄弟達と一緒に暮らす場合が多いように思います。家族の数がどんどん増えるという原因の一つになっています。
 出産は病院でも行いますし、少し前の日本のようにお産婆さん(フィリピンにはその地区に必ずそういうことのできるおばあさんがいます)に家に来てもらうこともできます。 病院で産む場合はだいたい出産後2日目には家に帰されてしまいます、が、これも出産後1週間も入院している国は日本ぐらいで、アメリカなどでも出産の次の日には帰宅することがほとんどです。
 育児はある意味楽です。なぜかといいますと、仕事がなくて家に人がいるという点は良いとは言えませんが、大家族だということで赤ちゃんの面倒を見てくれる人がたくさんいるということだからです。日本のように核 家族でアパートに住んで、母親がひとりで朝から晩まで赤ちゃんの面倒を見ているなんていうのはフィリピンではありえません。
 赤ちゃんは生まれると肌着に赤い木や布をつけます。これは魔よけのお守りのようで
す。母乳で育つ子もいますしミルクの子もいます。ミルクは日本で言うコンデンスミルクのようなものを飲む事が多いです。なぜなら日本などでも売っている赤ちゃん用のミルクは、日本で買うのと同じ位の値段がします。
 オムツはパンパースもありますがやはりこれも高価なため、布のオムツを使っていま
す。一才も過ぎて歩けるようになるとオムツはほとんどしなくなってしまいます。まだトイレのしつけができているわけではないので、赤ちゃんはおしっこをそのまましてしまいそれを雑巾で拭きます。フィリピンの家の床はコンクリートで、その上にビニールのカーペットをしている場合が多いので、床にしみるということがないのでそれで大丈夫なんですね。気候も暖かいので、その度にシャワーをしてあげればいいわけです。
 少し大きくなると教会に行って洗礼(バプティズム baptism)を受けます。日本でいうとお宮参りのようなものです。その後、家に親戚や近所の人を招いて食事をしてもらいます。フィリピンは誕生日や結婚式などもそうなのですが、祝ってもらう方が全ての準備をするというのが基本のようです。
 一才の誕生日はその子の区切りとなるセレモニーのようで、大規模に行う人が多いです。司会やアトラクションもあり、かなりの規模のパーティーをやる人もいます。近所の大人から子供まで、みんなで集まって1才の誕生日を祝います。フィリピンでは子供を大切にし(他の国でも同じですが)、みんなで祝います。






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