フィリピンの交通機関、フィリピンでの移動手段・、フィリピンの交通事情、フィリピンの仕事事情


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☆交通機関・移動手段・交通事情
 
 フィリピンでは、鉄道の発達が著しく遅れています。最近になって、やっとメトロ・マニラの中心部には高架鉄道ができていますが、それもごく一部地域です。また朝から晩まで1日営業していません。地下鉄も、地方都市へ行くための長距離鉄道も、皆無と言っても過言ではありません。
 そのためフィリピンでの移動の手段の主なものは下記の4つになります。






 バス・・・地方都市への長距離バス、決まった路線を走る路線バスがあります。長距離バスにはエアコンバスといって、なかなか快適なバスもあります。路線バスは日本で走っていた中古のものが輸出されたものがほとんどです。車外の広告や車内の看板などには日本語がそのまま残っています。なお、目的地に行くまでに、路線バスを乗り継ぐ必要があります。
 日本で使われていたバスの車体に「○○交通」とか、行き先表示に「△△駅行き」なんていう表示のあるものが走っています。「自動ドア」、「ワンマン」などは全バスにあるほどです。故郷の懐かしいバスを発見できるかも知れません。
ジプニー・・・小型バスの乗り合いタクシー版のようなものです。人がたくさん乗れるように後部座席を長くするため溶接し座席を継ぎ足した車です。少し前まではアメリカ軍の払い下げジープを改造していましたが、最近は、アメリカ軍の基地がなくなり払い下げのジープもなくなったため、日本の中古車を改造している車がほとんどです。
 一定の決まった区間を折り返し運行しているものがほとんどです。日本の区間バスのように停留所があるわけではなく、路線上であればどこでも乗り降りができます。料金もかなり安いです。
 フロント部分に行き先の看板が下がっていますので、それを見てこれだと思ったジプニーに向かって手を振り、停車したところを後部からすばやくさっと乗り込み、降りたいところが来たら車の天井を叩きながら「パラ」と言うと止まってくれます。フィリピン人はジプニーのことをジープと言う事が多いようです。
タクシー・・・個人で移動するには一番快適でロスの少ない乗り物です。エアコンがついています。バスやジプニーは最終的な目的地にたどり着くまでには何回も乗り換えなくてはいけません。ただその分料金も高いです。
 しかし、日本のようにタクシーの料金メーターを倒してくれるドライバーはほとんどいないため、そのたびに行き先までいくらかという交渉をしなければいけません。
 気おつけなければならないことは、タクシードライバーが突然強盗になったり、乗ったタクシー自体が強盗に襲われてしまうという事もないとは言い切れません。一人で乗るのにはかなりの勇気がいることも確かです。
乗り合いタクシー・・・「FX」という日本車のRV車を少し小さくしたような(トヨタの「タマラオ」という車)乗り合いのタクシーもあります。
トライシクル・・・これは直訳すると三輪車という意味で、その名のとおり小型のオートバイのサイドに人が2・3人乗れるようなサイド車を付けたものです。近距離の移動にはこれを使うことが非常に多いです。バイクの後部座席も含めると4・5人で乗ることも可能です。マニラの中心部以外ではどこの町に行っても走ってます。料金が非常に安いので極近い距離でも、つい乗ってしまう人も多いです。
トライショー・・・トライシクルの自転車版をトライショーと言います。これはマニラの中心部以外ではあまり見かけません。
カレッサ・・・一頭の馬が引く二輪馬車があります。これは観光のための乗り物です。
レンタカー・・・これは日本のように車だけを借りるのではなく、ドライバー付きでレンタルするものがほとんどです。
 早朝などに確実に空港に到着することを考えると、これを使う以外には方法はありません。
マイカー・・・フィリピンのほとんどの家庭でマイカーがある家というのはありません。
 日本でもよく見かける50ccのバイク・スクーター、自転車もほとんど見かけません。 特に自転車はフィリピンの気候と、駐輪先での盗難が発生する確率を考えると、フィリピンでは現実的な乗り物ではないと言えます。
 以上のように、鉄道網がほとんど無いという状況なので、道路はたいへん混雑します。
 夜中や早朝なら、道がすいていて、30分ほどで行ける所も、昼間はその3倍も4倍も時間がかかります。排
 排気ガスも車からたくさん排出されていますので、メトロ・マニラでの昼間の移動は時間と排気ガスに悩まされます。歩いていても、乗り物でも、快適に移動できるということは考えられません。

☆仕事
 
 フィリピンにもたくさんの仕事があります。公務員、商店の店員、工場の工員、タクシーやジプニー・トライシクルの運転手、道路工事や建設業の作業員、メイド、農業、漁業など、その種類は日本とそんなには変わりません。
 しかし、町には仕事をしないでブラブラしている働き盛りの男性がたくさんいます。
 一説には、フィリピンの女性は旦那さんを愛しすぎるため「旦那さんが、仕事に行くとそこで浮気するのではないかと考えてしまうため、奥さんが働いて旦那さんは家で子供の面倒を見ている」といった話もありますが、実際は仕事がなかなか見つからないというのが真相です。
 フィリピンには(他の諸外国も同様)終身雇用制などというものはありません。フィリピン人は仕事をしていても、仕事の契約期間が短いために、常に先々の生活に不安を感じています。またどの仕事も給料がひじょうに安いです。大家族を支えるには、あまりにも給料が少なすぎます。思った仕事になかなか就けない人は、段々仕事をさがす意欲をなくしてしまいます。しまいには仕事を選ばなければ、見つかる仕事も、さがさなくなってしまいます。
 フィリピンでは、高い給料を得る仕事に就くには大学を卒業していなければ、そのチャ
 フィリピンは学歴社会のため「自分の弟や妹を大学に行かせて、立派な職業に就いてもらい、家族を支えるようになってもらいたい」と思い、その学費を捻出するために、自分のことは犠牲にして日本に来ている人もたくさんいます。
ンスすらありません。
 大学を卒業し、良いい職に就いた人も、職業上の権力を自分の力と勘違いし、本来しなくてはいけない事をまじめにやらなくなったり、「袖の下」をださなければやらないという悪しき慣習も蔓延しています。これは公務員にも言えることです。そういうこともあって、生活のため、権力を利用し、「袖の下」を公然と要求してしまう公務員もいます。
 フィリピンの仕事で忘れてはいけないのは、フィリピン以外の国で働くフィリピン人の方々の存在です(国外で働く人を「OFW」という)。
 フィリピンにいる中国系の人は、台湾に仕事に行かれる人も多いようです。又、フィリピン人は、学校教育の中で、英語がしゃべれるようになっていますので、高給を求めるために英語圏の外国に仕事を求める人もたくさんいます。 
 フィリピン人の一番の特徴ともいえるホスピタリティをいかせる、看護士や介護士・メイドなどの仕事についている人も多いようです。
 こうしたOFWと呼ばれるフィリピン人は、全世界に300万人以上いると考えられ、フィリピンの外貨獲得にはひじょうに重要な存在になっています。
 こういったOFWの存在に、フィリピンの家族のみならず国家までが頼りすぎてしまい、フィリピン国内での仕事や就業機会の創設といったことに真剣に取り組んでいるとは思えません。今OFWの稼ぐお金でなんとかやっていけてるからいいか、といった考えが起きてしまっているといっても過言ではないように思います。





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