フィリピン旅行で注意する点 飲食物と病気について

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フィリピン旅行で注意する点 飲食物と病気について




●フィリピン旅行で注意する点 飲食物と病気について


 フィリピンは熱帯気候で、全土でいわゆる経口伝染病が多発しています。特に、腸チフス、細菌性およびアメーバー赤痢、A型ウィルス性肝炎等が広範に発生しています。飲料水、食品(特に生野菜・果物類、魚介類等)の摂取には、十分な注意が必要です。
 フィリピンを旅行する場合は、他の東南アジアと同じように、衛生面から、生水、氷などに注意が必要です。
ホテルでも、水道水が飲めると言われても、安心のためミネラル・ウオーターをお勧めします。
 水はミネラルウォーターを飲んで下さい。安く売っています。350mlのボトルで10ペソ(20円)前後です。お腹をこわすと、すぐ何か食べたものが悪いと考えがちですが、水分の飲み過ぎのために胃液が薄くなって抵抗力がなくなる場合があると言われています。
生水の飲用は避け、必ず煮沸した水かミネラルウォーターを飲用するこをおすすめします。
 高級レストラン以外の水、氷、生野菜等は汚れていることもあるので、なるべく控えた方が無難です。
 戸外では、のどが乾いたらがまんせず、すぐ水分を補給しましょう。水やジュースは一気に飲まず、少しづつ時間をかけて何回かに分けて飲むのがこつです。
 汗をかくと塩分が体外へ出ます。塩分が不足すると体がだるく、無気力な感じになり、筋肉が熱痙攣(ねつけいれん)と呼ばれる痙攣を起こしたり、心臓の働きに障害が生じることがあります。
 フィリピンでは、塩分も適度に摂取が必要です。戸外での対策にはジュースよりスポーツドリンクが適しています。
 現地で入手しやすいものとしてヤング・ココナツまたはブコ(buko)と呼ばれるヤシの実のジュースは、カリウムが含まれるので体液の電解質バランスの改善に適しているとされています。
 又食べ物は、良く火の通ったものを食べましょう。食べ物は、生ものはさけてください。不衛生な食べ物は、食中毒はもとより、寄生虫やA型肝炎の感染の原因になることがあります。又生卵も避けましょう。よく洗っていない生の野菜には、寄生虫がいることがあります。
 フィリピンは、熱帯地域です。従って、新鮮に食物を保存することは難しいのです。果物は、ビタミンCの補給に最適です。外側をきれいに洗えば大丈夫です。サリサリ・ストアやマーケットで安く買えます。
 旅行中に起こる病気の症状の多くは下痢です。下痢の原因は食中毒だけでなく、疲労などの場合もあります。早めに医師の診察を受けてください。下痢のときは、水分と塩分を補給する必要があります。
 離島のリゾートへ行く場合は、地区によりアブ(現地ではニック・ニック)が多く、アブに刺されると一週間位、かゆくて、体中腫れ上がります。
 又海水浴に行く場合は、クラゲが多いシーズンは(1〜5月)注意が必要です。クラゲに刺されなくても毒が海水と多く混ざり皮膚の弱い人は体中が腫れ上がり入院する事もあります。コレラ、黄熱病、デング熱、マラリア、など熱帯地域に多い病気の感染に注意しましょう。蚊が媒介する熱帯の病気デング熱(dengue fever)は、主に都市部で感染します。潜伏期間は、1週間未満と短く、1週間以上高熱が続くことがあります。危険な合併症を併発することもがあります。病院で診てもらいましょう。
 フィリピンでは、大流行したデング熱は、減少したもののいまだ発生しています。デング熱は、病原菌ウィルスを持っているネッタイシマカまたはヒトスジシマカに刺されることによって感染しますが、予防薬はありませんので、蚊に刺されないようにすることが肝心です。感染すると突然の発熱、激しい頭痛、眼球深部の痛み、関節や筋肉痛、発疹が現れ、回復期に疲労感とうつ状態が続きます。死亡率は高くありませんが、主として小児が感染するデング出血熱については、治療しないとショックを起こし死亡率も高くなります。いずれにしろ、軽視しないで適切な治療を受けることが大切です。
 マニラなどのルソン島の都を除き、マラリヤを媒介する蚊がおり、フイリピン人でも毎年多数の人が、マラリアに感染します。注意が必要です。特にパラワン島は、薬剤耐性熱帯熱マラリアの濃厚感染地帯です。その他、蚊が媒介する感染症としては、デング熱(上記のとおり)、フィラリア症等があり、これらの感染予防のため、たえず蚊に刺されない注意と工夫が必要です。
 蚊が病原菌の感染源となることが多いので刺されないように注意しましょう。
 蚊は、とにかく細菌感染の原因となります。虫よけ薬を体に塗ったり、蚊取り線香をたいて蚊が来ないようにします。蚊取り線香は、現地の言葉でカトール(katol)といいます。
 又住血吸虫症は、国土の10分の1が流行地域となっています。小川、水田、道路の側溝等の淡水域に入る場合は、皮膚が水に接触しないよう十分注意することが必要です。


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