フィリピン女性と国際結婚 国際結婚について考える


フィリピン女性と国際結婚  5.フィリピンでの【結婚式】




■フィリピンでの婚姻登録婚姻許可証が取得できましたら、次はその有効期間である120日以内に【結婚式】となります。(婚姻許可証、結婚指輪、 カメラ、印鑑は忘れずに!)
 






 日本では結婚式の種類として神前、仏前、人前など様々なスタイルがあり、いずれも結婚式(挙式)といいますが、フィリピンの場合はこれだけでは法的に結婚したということにはなりません。市区町村役場へ婚姻届を提出して始めて法的に結婚したということになります。
 フィリピンの場合は日本でいう結婚式とは意味がまったく違います。披露宴と結婚式とは区別してください。披露宴はどちらの国でもそうですが、周りの人たちに結婚したことを披露するものですから。もちろん披露宴の中で挙式することも可能ではあります。
 フィリピンでは婚姻を挙行できる権限のある者(婚姻挙行担当官)が法律で定められています。判事や牧師、神父、裁判官、市町村長などがこの婚姻挙行担当官となっていますので、これら婚姻挙行担当官及び成人である2名以上の証人の面前で婚姻当事者双方が婚姻証明書に署名する行為をもって挙式=法的に結婚したとなるのです。
 フィリピンでは結婚式はそれを執り行う資格のある人の面前で行われます。これら婚姻挙行担当官が成人に達した2名以上の証人の面前で結婚式を挙げ、婚姻当事者双方が婚姻証明書に署名をします。
 挙式を行う場所は、教会、市町村役場、レストランなどどこでも良いのですが、いずれにしても婚姻挙行担当官を選び、その婚姻挙行担当官にその場所に来てもらわなくてはなりません。婚姻許可証がどの市町村役場で発行されていようが、例えばマニラの市役所で発行されていても、セブの教会で挙式を挙げることもできます。
 フィリピンの結婚式の会場は、家やレストラン等を借りて、「婚姻挙行担当官」に出張していただいて行うことも出来ます。
 教会でも可能ですが、フィリピンでは人口の80%以上がクリスチャンです。従って、クリスチャンでない日本人が教会で挙式を行うために事前の手続が必要な所もあります。 また、離婚経験者の方は基本的にはカトリックの教会での結婚式は断られます。これは、カトリックの中では「結婚式とはただ単にセレモニーではなく」、とても大切な宗教行事です。
 「いちど結婚をした者はいかなる理由でも離婚出来ない」からです。
 従って、離婚歴があり奥さんになられる方がクリスチャンの場合は、教会での結婚式は諦めた方が無難です。フィリピンのカトリック教会でも中には離婚した経験があってもやってくれる所もあるようですから、そちらをお探しするしかないということです。
 一番確実な結婚式のやり方は、各市町村役場の裁判所で、裁判官の前で執り行ってもらう方法です。この場合はまず書類の受け渡しが、わりと安易な事と、20分ぐらいの短時間で済んでしまうというメリットがあります。
 結婚式の後、披露宴・パーティーをしたい人は、どこか会場を探して置けばいいのです。
 結婚式では、必ず結婚指輪が必要です。前もって用意しておいて下さい。印鑑も持っていったほうが無難です。結婚式のスナップ写真も必ず撮っておいて下さい。
 写真は結婚の証拠書類として、フィリピン人配偶者がそのあと、【CFO(海外居住フィリピン人委員会)】のセミナーを受講するときと、日本の入国管理局に、フィリピン人配偶者の【在留資格認定証明書】の申請をするときの添付書類として必要になります。
 結婚式はフィリピン国内どこでも可能です。挙式場は市役所・自宅・ホテル・教会、レストランといろいろあります。ご予算次第です。
 なお、教会を利用する場合、カトリック系の教会ではカトリック教徒以外ほとんど受け付けてません。プロテスタント系の教会は交渉の余地があります。
 挙式では婚姻証明書に署名押印します。
 婚姻挙行担当官が牧師であっても判事であっても効力自体は変わりませんが、やはり心づけの金額が違うようです。ここでひとつの提案をしたいと思います。挙式は市町村役場内の裁判所にて判事を婚姻挙行担当官としてとりおこない、その後披露宴をレストランなどで行う方法です。安く上げたければ披露宴も執り行わず両親兄弟くらいのごく身近な人だけで食事会を持つことも可能でしょう。法的には挙式だけおこなえばあとの手続きを進められますので婚約者と良く相談してきめてください。披露宴などでの親類とのふれあいはこれから家族となるうえでは非常に大事なことであり一生に一度のことですので開いたほうが良いとは思います。もしそのような宴を開くときには是非写真を撮ることを忘れないでください。今後の申請時に提出します。
 挙式のときにこれだけは用意してください。まず、婚姻許可証はもちろんですが、結婚指輪を持参するのを忘れないでください。それと、挙式の状況を撮影するためのカメラと念のために印鑑も忘れずに持参してください。挙式の時には成人である2名の証人も同行しているはずですので、できるだけたくさんの写真を撮ってもらうようにお願いしてください。実際には宴の写真よりも挙式の写真のほうが入国管理局への在留資格認定証明書申請の際には重要ですのでばっちり撮ってもらってください。

☆挙式後、婚姻登録される 
 挙式を執り行った有資格者が婚姻証明書を当該役場に提出し登録が行なわれます。婚姻挙行担当官により婚姻証明書が挙式地の市町村役場に送付され、これを受領した地方民事登記官が登録を行った後、NSOにそれを送付し登録されます。
 NSOで登録された婚姻証明書の謄本は、日本での【婚姻届】の提出の際に必要となります。ここまでが、フィリピンサイドでの結婚式から婚姻登録までのながれです。 

☆フィリピンで夫婦関係成立
 婚姻証明書への署名が終って、晴れて二人は夫婦になりました。証明書は4部作成され、挙式後1部は当事者であるお二人に、1部は婚姻挙行担当官が保管、残り2部は挙式地のフィリピン市町村役場に送付され、これを受領した地方民事登記官が更に登録をおこないます。1部を登録し保管、残り1部をNSO宛て送付しNSOにおいても更に登録がおこなわれます。今後の手続きではNSO発行の婚姻証明書が必要となりますので、NSOにおいて婚姻証明書をもらっておきましょう。ただし挙式から10日くらいたたないとNSOに登録されませんので帰国後に配偶者から送ってもらうことになるでしょう。


☆結婚式の実際☆

 フィリピンでの結婚費用は思ったよりかかります。日本の結婚式とあまり相違はなく、挙式費用と、2回の渡航費用をあわせると総額50万前後になってしまいます。
 日本の結婚式より安くすむように見えますが、フィリピン人は日本人のようにお金で祝儀を持ってきません。フィリピン人は、お皿や炊事道具など、物でご祝儀を持ってきます。挙式費用に祝儀を充当できません。挙式費用は、全額本人負担です。

■結婚式にかかる費用
 ・結婚式場の手配
 ・神父・判事の手配
 ・ウェデングドレス等挙式用具の準備
 ・招待状
 ・移動用の自動車の手配
 ・結婚指輪

■結婚式の費用 概算
(例)レストランで結婚式をする場合
 レストランを借りて式をあげる費用 30,000ペソ
(費用の内訳)
・レストランの飾り付け
・ウェディングミュージックとマイク
・食事・飲み物(75人まで。75人を超えると追加料金。)
・ワインとワイングラス
・ウェディングケーキ
(別途費用訳)
・白鳩を飛ばす費用 40,000ペソ

■ウェデングドレス等 概算
バロンダガログ  2,500ペソ
ウェデングドレス 13,500ペソ
ヴェール・アクセサリ   500ペソ
花束(式場・車装飾) 5.900ペソ
ビデオ・カメラ撮影 9.800ペソ
※ビデオ・カメラ撮影は結構高いように見えますが、朝から家まで来てくれて結婚式当日の家の中の様子や準備している様子から撮影し、はじめから終わりまでドキュメンタリーにしてくれます。写真もこれでもかというほど撮りっぱなしです。豪華なアルバムにしてくれます。
記念品 1個  400ペソ

■招待状 概算
日本と同じように、ちゃんと印刷したもので招待状を配る習慣があるようです。
5,000ペソ位

■移動用車手配 概算
家から式場までの移動に必要です。フィリピン人の家族や親族は非常に多いので
大きな車を借りてくる必要がありました。
普通自動車と大型ワゴン 2,000ペソ〜

■結婚指輪 概算
700ペソ〜

■その他 概算
彼女の兄弟や両親に結婚式用の洋服を買う場合。 5,000ペソ



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